小学生のための人生デザイン教室を開校します
2025年4月より、小学生のための人生デザイン教室を開校します。
人生デザイン教室とは、いつもそばに楽しみを持てる人生を送るための種まきを子ども自身でしていく教室です。
ゴールは、「自分で創ったお店を、自分で運営すること」
自分のお店をゼロから3年間かけて創り、その大切なお店を最後の半年間自分で運営していきます。
子どもたちが自分の好きなことや得意なことを知り、それを深め、価値提供できるまで、スタッフが全力でサポートいたします。
自分で自分の人生をデザインする、お店で働くことに興味のある小学生、一緒に楽しみの種まきをしましょう!
内向的な性格で、お店なんてできるか心配…
学校にも行けていないのに、人前に立てるか不安…
そんな心配や不安からスタートした仲間がひゅっげにはいます。
ぜひお問い合わせください。
~ここからは、スタッフ杉山の個人的なお話。
わたしがこの教室をはじめることを決めたきっかけは、学校に通っていない子どもたちとのかかわりの中で考えたことでした。
小さなフリースクールひゅっげという、学校に行かない選択をした子どもたちが通える場所をスタートして3年が経とうとしています。
わたしがこの場所を運営していく中での一番の願いは
こどもたちが、生涯を通して「いつもそばに楽しみを」持てる人生を送ってほしい
ということです。
日々の活動の中で、子どもたちがやってみたい!と考えてくれたことを取り上げて月間のカリキュラムを作ってみたり、様々なワークショップを開催して学びを深めたり、自分の得意なことを先生となって友達に教えるワークショップを生徒さん自身が開いたり、自分の得意を生かしてお祭りやマルシェを開催したり、その売り上げ金の使い道について会議を重ねたり…
3年間で、さまざまな活動を行ってきました。
一見楽しいばかりの活動ですが、この日々の活動の中には「うまくいかないもどかしさ」や「自分には無理」「やりたくない」という感情がなかったわけではありません。むしろ、すべてのこどもたちがこれらの感情にぶつかりました。
お休みが続いた生徒さんもいました。
涙した生徒さんもいました。
大事にしてきたことは、「無理しなくていいよ。」という中断ではなく
手を離さないこと。
「やらなくてもいいよ。」
とこちらが言ったならば、子どもたちは「できる」という世界を知らずに通り過ぎてしまったでしょう。
「できる」ようになった先が楽しいか、楽しくないかは子どもたち自身が決めれば(感じられれば)よいとわたしは思っています。
ただ、支援者として様々なことを「やってみる」というきっかけは用意し続けたいと思うのです。
やってみるきっかけを用意し続けてきた結果、子どもたちはぐんぐんできることを増やし、みるみる成長する姿を見せてくれています。
一人で歩いて教室に来る。
食べることができないものをひと口でも食べてみる。
文字が書けるようになる。
人の目を見て話せるようになる。
「なんでもいい」が、「これやってみたい!」に変わる。
自分の得意なことを生かして、お客さまを楽しませる。
これらができるようになった子どもたちの目の中には、どんなに小さくても自信が見えます。
本当に嬉しい瞬間です。
こういう瞬間に出会うたびやっぱり、
「できることが増えると楽しいよ!」ということを伝え続けたいと思わされるのです。
小学生のための人生デザイン教室は、こんな3年間のこどもたちの姿を見て、そしてその先の想像から生まれました。
ありのままのあなたのまま、できることを増やせる場所。
いつもそばに楽しみを持てる種まきをする場所。
こどもたちの「伸びたい伸びたい」を応援する場所。
こんな教室を応援していただけたら嬉しいです。
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